いろいろなものがレンタル出来る世の中ですが、
あまり大きなものとなるとそう簡単に借りれるものではありません。
ところがリヒテンシュタイン公国では「国」が丸ごとレンタルされることになりました。
リヒテンシュタイン公国はヨーロッパの小国ですが、
ルパン三世 カリオストロの城のカリオストロ公国のモデルになった国だそうです。

サービス内容は、通りの標識をカスタマイズしたり、
その時だけのオリジナル貨幣まで用意するなど、本当に国を所有した気分を味わえるサービスとなっています。
プライベート客のために一晩7万ドル(約580万円)からレンタルを受け付けています。

3万5000人の住民にはそのままの生活をしてもらいますが、
費用には宿泊者150人分も含まれてると言い、その他にも追加料金プランとして、
ろう製のロゴを作ってもらえたり、カスタマイズされた中世風のパレードなどのサービスも受け付けているそうです。
リヒテンシュタイン公国へ到着の際には、ハンス・アダム2世の私有地で優雅にワインなどを試飲したあとに、
シンボルのついたキーが貸与されるみたいです。

いまのところ公国はレンタルされたことがないそうでが、
現在までに1組のカップルが結婚式のためにレンタル予定でしたが、
残念ながら結婚がとりやめになったことから、キャンセルされたとのことです。
建築物とは全く関係ない話でスミマセン<(_ _)>