島根県出雲市の出雲大社で本殿(国宝)の
大屋根のふき替え作業が約60年ぶりに始まったそうです。
大屋根は約600平方メートルで、約64万枚のヒノキの皮を
1メートルほどの厚さに重ねた「檜皮ぶき」の屋根です。
皮は竹のくぎで固定してますが、表面の油分が減り、もろくなっているそうです。
現在の本殿は1744年に完成し、昨年から床や手すりの修繕も続けられ、
終了後の2013年に神体が戻されるそうです。
昔の技術も凄いですが、現代の改修風景も凄いですね。